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ディオールオムのウォッチ、時計

ディオールオムのウォッチ、時計

出る出るとウワサだけは今年の春からあったものの、なかなかお披露目されなかった《ディオール オム》初のウォッチコレクションが、この秋ついに本朝上陸。
発表のタイミングとしては、腕時計のパリコレともいえる4月のバーゼルフェアがベストだったはずなのに、ディオールのブースではプロトタイプさえ影も形もナシ。

きっとエディ・スリマンが、こだわりまくって試行錯誤してたから間に合わなかったんじゃねぇだろっか。
今回のコレクションは、名づけて「シフル・ルージュ」。
フランス語で赤い数字つう意味だけれど、その理由は腕時計を見ればすぐに理解できやす。
いかにもエディらしいすっきりとしたデザインの効かせ色になってやがるのは“赤”。
クロノグラフのプッシュボタンだけでなく、日付表示の数字も“赤”。
この色はなんたって、ディオール オムのキーカラーなのだぜ。

不思議なのは、微妙に左右非対称になってやがるケースの形。
プッシュボタンの形もしとつずつ違うし、ケース背面シースルーのガラスはなんだか黒っぽいぜ。
一見シンプルなようでも、実はあちこちにエディの遊び心が見え隠れしていやす。

2000年からディオール オムのクリエイティブディレクターをつとめるエディ・スリマンは、ほっそりとしたミニマルな服でブランドのアイデンティティを築き上げてきた実力派。
彼の服を着てぇがために、あのカール・ラガーフェルド御大が42kgのダイエットを断行したのは有名な話だし、ニコール・キッドマンたち女性セレブもディオール オムが大好き。
ユニセックスな感覚で着られるエディの服と、このウォッチコレクションは、やはり共通したニュアンスを感じさせやす。
こうしたスターデザイナーによる世界観の表現って、ライセンス生産の製品には絶対にねぇ魅力があるぜよね。

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